3in1メモの3D(立体)イラストの作り方をご紹介いたします。今回は開いた状態をつくってみます。角度の異なる左右面を如何に簡単に作るかがポイントです。
まず、イメージしやすいように見開きの平面を作りました。実際に3D作成に使用するのは下の断面図の方です。各サイズはテンプレートデータでご確認ください。
【1】が表紙カバー兼台紙です。最初から左右両扉を傾けておきます。今回は各15度にしました。必ずグルーピングしておきます。ピンクの部分が厚さになります。【2】【4】がメモで実際には厚さ3mm程度ですが、デフォルメして4mmと設定します。【5】が中央のふせんで厚さ3mmと設定します。
全てのパーツに効果/3D/押し出し・べベルを適用します。「3D押し出し・べベル」オプション機能で、水平(X)軸【-63°】、垂直(Y)軸【27°】 、奥行き(Z)軸【-11°】と設定します。「3D押し出し・べベル」オプション機能で、「押し出しの奥行き」を、【1】が「88mm」、【2】【4】は「80mm」、【3】は「76mm」、【5】は「12mm」とミリメートルで入力します。
それぞれの要素を移動して適正な位置へ配置していきます。
これで3Dは出来上りです。
この3Dに平面のデザインをマッピングします。
ここで、表紙のカラーを「白」に変更しておきます。(図では分りやす用にパーツによっては5~10%のBLを差しています。)
平面のデザインを用意します。今回は表紙タイトルのみですが、実際には各面を活用して効果的に使ってください。
実際にマッピングするパーツはこちらです。ベタ面はひとつで賄います。フィルムフセンがセットされている白い台紙は、実際には角に小さなアールが付いていますが、3Dでは省略します。最後の企画書にレイアウトする平面デザインでは表現しています。
完成です。
フィルムフセンは各正面に色の帯をマッピングしています。
平面デザインと共にレイアウトし、ドロップシャドウを適用したりして、出来上りです。拡大縮小すると崩れてしまいますので、原寸でお使いいただくことをお勧めします。今回は、A4サイズに収めるために、平面図を縮小しています。
実際のサンプル写真です。
OPP袋個包装です。

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※このページのメモ帳の仕様は、次の通りです。
【3in1メモ】
表紙刷色数 『1色』 ※実際のサンプル(赤い写真)は表紙『4色カラー』
メモ用紙(左)刷色数 『1色』
メモ用紙(右)刷色数 『1色』
※備考欄に「表紙の内側も1色印刷。」とご記入ください。