本物のノート。ハイタイドさんの「PENCO ペンコ フールスキャップノートB6」

ディテールまで完璧な本物のノート。ハイタイドさんの「PENCO ペンコ フールスキャップノートB6」のご紹介です。

フールスキャップノート:メイン

このシリーズには、B5、B6、A7と3つのサイズがあって、それぞれに表紙の印刷色のバリエーションが、ブラック/ブラウン/ピンク/グリーン/パープルの5色づつ用意さえています。
今回ご紹介するのは、その内の、B6(ヨコ型)のピンクです。
ノートに対する造詣が深くて、たいへんこだわって作られています。
このノートを商品化されてリリースしていること自体がすごいですね。
いくつか特徴を紹介したいと思います。

フールスキャップノート:表紙拡大

先ず、表紙には「MADE IN TOKYO」とあります。
ハイタイドさんのサイトによると、東京の職人さんが製作せれているとのこと。

フールスキャップノート:本文

特に、本文の罫線を、印刷ではなく「罫線引き」という手法で引いているそうです。

フールスキャップノート:裏表紙拡大

用紙はフールス紙で、王子製紙株式会社江別工場特抄紙と裏表紙にも記載があります。
フールス紙のルーツはイギリスの「フールスキャップ」という紙で、万年筆などの書き味が非常に良いそうです。

フールスキャップノート:トビラ

トビラにはインデックスページが用意されていて、ペンコのロゴが透かしのように印刷されています。

フールスキャップノート:糸かがり製本

製本は、糸かがり製本です。
こちらも、最近では目にすることも少なくなってきました。

フールスキャップノート:黒いマーブルクロスの背帯

表紙は大学ノートらしい毛入紙で、黒いマーブルクロスの背帯がついていて、金箔押しでサイズおよび用紙枚数が刻印されています。

フールスキャップノート:裏表紙

裏表紙には本品の拘りが英文で印刷されています。

フールスキャップノート:正面

細部まで昭和の仕様を忠実に再現しています。
まるでクラシックカーのレストアのようです。

このような今となっては「拘り」の域に達している様々な工夫=技術が開発されノートの必須の仕様であった時代は、日本では明治から戦後を経てつい最近まで続いていました。
いつのころからか急激な需要の拡大に答える形で技術革新が進み、以前の仕様は大量生産に適した形に簡略化され、あるいは進化して世の中から消えていった。

その間、ほんの数十年。
そして今、情報伝達媒体としての「紙」の役割は、
タブレット型PCなどの電子デバイスに置き換わり、
終焉を迎えようとしています。

一時代を築いた技術がほんの数十年で新たな技術に置換えられていきます。

・・・・・・。

などと、ノスタルジーに耽っていても仕方ありません。
いつの間にか時代に取り残されないように、せめてブログを更新するのでありました(笑)。