コクヨさんの「ソフトリングノート」:コモディティー化した商品が、新素材の登場で更に進化。_いつものリングノートが、新たな付加価値を手にしました。
今回ご紹介いたしますのは、コクヨさんの「ソフトリングノート」です。
ネット上でかなり話題になっていますね。早速、私も一冊購入してみました。
サイズ は2種類、6号(セミB5) と3号(A5) です。表紙は透明PP(D色以外)で、6号は5色、3号は6色と充実のラインナップです。
それぞれのカラーもとても美しく、暫く迷って楽しめます(笑)。
裏表紙はクラフト系の紙を使用しています。これもとても良いセンスです。
本文は一般的なリングノートと同様の書きやすい中質紙が採用されています。
手に持った感触では、全体の作りもなんとなく「やわらか」くて、これも『規格』の一部なのかと一瞬思ってしまいました(笑)。
コクヨさんのサイトの「ソフトリングノート」のページには「コクヨ独自開発の『やわらかリング』を採用したリングノート」と誇らしげに宣言されています。続けて、「これまでのリングノート、こんな不満はありませんでしたか?」「リングが手に当たって書きづらい!」
・・・「バッグに入れると他のものに引っかかったり、数冊持ち歩いたらリング同士が絡んで大変!」「折り返して使えるのは利点だけど、端まで有効活用できない・・・」と。
そして、「ソフトリングノートが不満を解決!」っとなるわけですが。
言われてみれば、本当に私も思うのですが、なぜ今まで、開発されなかったのか不思議なくらいです。当然、このリングの素材がコストに見合うものが存在しなかったから、というのが大きな理由なのでしょうが・・・。
使ってみると、おっしゃる通り、とても気持ちが良いです!これからは、リング綴じノートと言えばこのタイプが一般的になっていくのでしょうか。
ロンドンのタクシーもニューヨークのタクシーも、日産自動車さんのワンボックスタイプに切り替えられる見通しのようですし、長いこと業界を席巻していたものがある時に一斉に姿を消す。
テクノロジーの進化というか、イノベーションとは誠に容赦のないものです。タクシーはハイテクなのかどうなのか全く知識がありませんが、リングノートでもまだまだ根本的な素材や形状レベルのことまでも含めて、改善の余地(というか進化)があるということに改めて感心してしまいます。