「とんがりタブを折ってチェックするメモ 」神戸派計画さんの『orissi(オリッシィ)ルッコラ 』のご紹介です。
ステーショナリーブランド『神戸派計画』は、大和出版印刷株式会社さんが展開されています。
様々なハイセンスなデザイン性の高いステーショナリーを開発されています。今回はその中から『orissi(オリッシィ)ルッコラ 』をご紹介いたします。『orissi(オリッシィ) 』が商品名で、『ルッコラ 』がカラーバリエーション名です。全5色展開されています。
『orissi(オリッシィ)』はグッドデザイン賞を受賞されています。
その機能がカタチになっている、とても特徴的なシルエットをしています。
メモ帳の左側がギザギザに型抜き加工されています。
ひと目見て機能が『カタチ』に表現されているというのはプロダクトデザインとしてとても優れていると思います。
裏表紙には、その特徴が説明されています。
『チェックしたら、〈折る〉。
もう買い忘れも
仕事のもれも、ありません。・・・』
ToDoリストのように使うわけですね。
機能もさることながら、造形の美しさが大きな魅力です。
本品の特徴である側面のギザギザに注目して頂けるように考えられたアイディアと思いますが、本文用紙を二種類の色上質にしてグラデーションにすればそれが達成できて、不合理なほどのコストアップにもならないというのは、なかなか思いつくものではありません。だからこそグッドデザイン賞を受賞されているのだと思います。
本文用紙は色上質紙のようです。同系色でヨコ罫が印刷されています。間隔は7mmのようです。
紙自体が色紙ですから、裏側もグリーンです。裏側は無地になっています。
使い方としては記入された完了済み項目の左側のギザギザの突起部分を折り曲げてチェックします。
この方法ですと、たとえば買い物中にレ点などを書き込まないのでペンが無くてもチェックできます。とても優れています。
また、上部にマイクロミシン加工もされていますから綺麗に取り外すこともできます。
本文用紙の二種類目は少し明るいグリーンです。色が二種類しかないのですが側面を見るとグラデーションを意識します。
機能的にも優れていて、それを魅力的なプロダクトに昇華させている商品企画/開発力は素晴らしいですね。神戸派計画さんの「とんがりタブを折ってチェックするメモ 」『orissi(オリッシィ)ルッコラ 』のご紹介でした。