企画書用「たまーるぺんたてくんティッシュ(カレンダー柄)の3D(立体)イラスト」の作り方。

【たまーるぺんたてくんティッシュ】は多機能な筒状の紙製ケースに入ったティッシュです。3D(立体)イラスト制作上のポイントは、ペン立て、貯金箱として使用するときの表現を考慮したパーツの設計になります。

たまーるぺんたて3D:平面01

まず、3D用のパーツを作成します。各パーツは判別するために色を付けています。ピンクのL字型のパーツは全て共通で厚さ2mmです。それ以外のパーツは全て厚さ1mmです。(※実際に作成するときの色は、【6】はピンクのパーツは「白」、グリーンのパーツは「K10%」に指定します。【4】もピンクとブルーのパーツは「白」、グリーンのパーツは「K15%」に指定します。それ以外の【1】【2】【3】【5】は全て「白」に指定します。必ず最初に指定してください。)
外周のデザインを3Dイラストに表現する意図であれば、【1】【2】のみで良いですが、「たまーるペンたてくんティッシュ」の特徴は、「ペン立て」や「貯金箱」として活用できることですので、それらの特徴も3Dイラストで表現してみたいと思います。また、ティッシュの取り出し部分も制作してみます。

たまーるぺんたて3D:立体01

全てのパーツに効果/3D/回転体を適用します。「3D回転体」オプション機能で、パーツ【1】 は、水平(X)軸【-89°】、垂直(Y)軸【-73°】 、奥行き(Z)軸【89°】と設定します。パーツ【2】 は、全周で使用する場合は、水平(X)軸【-89°】、垂直(Y)軸【-73°】 、奥行き(Z)軸【89°】です。正面半円で使用する場合は、水平(X)軸【-163°】、垂直(Y)軸【0°】 、奥行き(Z)軸【180°】、角度【180°】です。パーツ【3】【5】 は、水平(X)軸【-163°】、垂直(Y)軸【0°】 、奥行き(Z)軸【180°】、角度【180°】です。パーツ【4】 【6】 は、水平(X)軸【-17°】、垂直(Y)軸【0°】 、奥行き(Z)軸【0°】、角度【180°】です。オフセットは【3】 【4】 は、【17mm】、【5】 【6】 は、【34mm】とミリメートルで入力します。
それぞれの要素を移動して適正な位置へ配置していきますが、パーツの重ね順が重要になります。それぞれ手前にあるパーツを最前面になるようにしてください。

たまーるぺんたて3D:立体02

これで3Dは出来上りです。
ピンクの箇所が本体とフタを接合する部品になります。

たまーるぺんたて3D:平面02

紙管の外周のデザインを用意します。フタは取り敢えず既存のデザインを使用していますが、オリジナルデザインも可能です。左側が商品納品時の状態です。中央がティッシュ引き出し箇所を取りはずした状態。右側が貯金箱に使用する際のシールを取り付けた状態です。

たまーるぺんたて3D:平面03

実際にマッピングするパーツです。半円形用のパーツはそれぞれ用意します。
用意したデザインを「シンボル」に登録します。この後、先ほどつくった3Dにマッピングしていくのですが、角度が意図したようにマッピングされない面があります。今回はフタ部分が該当します。
「オプション」ダイアログ上で、フリーハンドで回転することも可能ですが、慣れないと微調整に少しばかり手こずりますので、デザインを複製して、角度を回転したものをつくり、こちらをシンボルに登録します。これで、効果/3D/回転体/マッピングの「面に合わせる」機能も有効に使えます。

たまーるぺんたて3D:立体04

最初の工程で説明しましたが、全ての3D化するパーツの色は、最初に指定してください。【6】は、ピンクのパーツは「白」、グリーンのパーツは「K10%」に指定します。【4】はピンクとブルーのパーツは「白」、グリーンのパーツは「K15%」に指定します。それ以外の【1】【2】【3】【5】は全て「白」に指定してから、制作スタートしてください。
更に、「3D回転体」オプション機能で、詳細オプション/環境光を「75%」に設定します。

たまーるぺんたて3D:立体05

3Dに平面のデザインをマッピングします。
完成です。
フタ部分のパーツにのみ、ドロップシャドウを適用しています。不透明度:30%、X軸オフセット:0.2mm、Y軸オフセット:0.2mm、ぼかし:0.5mmに設定します。

たまーるぺんたて3D:説明用パーツ

今回は、機能説明用のパーツも制作してみました。ペンとティッシュペーパーと500円硬貨です。ペンは半径分の平面を作成して、3D/回転体を適用します。ティッシュペーパーは、ケースから引き出した状態を真上から見たような自由曲線を作成して、効果/3D/押し出し・べベルを適用します。「3D押し出し・べベル」オプション機能で、水平(X)軸【-46°】、垂直(Y)軸【-24°】 、奥行き(Z)軸【158°】、遠近感【112°】、押し出しの奥行き環境光を【85%】に設定します。(実際に作成するときはピンクではなく白にします。)500円硬貨は、平面デザインを作成し、効果/3D/押し出し・べベルを適用し、マッピングします。「3D押し出し・べベル」オプション機能で、水平(X)軸【-16°】、垂直(Y)軸【-9°】 、奥行き(Z)軸【3°】、と設定します。「3D押し出し・べベル」オプション機能で、「押し出しの奥行き」を2mmと入力します。

たまーるぺんたて3D:立体06

それぞれの制作した、たまーるペンたてくんティッシュの3Dに、説明用のパーツを配置します。

たまーるぺんたて3D:企画書用3Dイラスト

平面デザインと共にレイアウトし、ドロップシャドウを適用したりして、出来上りです。貯金箱として使用するときに使う底にセットされている黄色いシール(色は3種より選択できます。)のセット状態も制作してみました。奥に配置するので、少し縮小しています。(その際、「変形」→「線幅と効果も拡大・縮小」をチェックしておいてください。)3Dイラストを原寸のまま使用したかったので、アートボードをA4からA3に変更しています。